床片側工法の正しい施工方法
代表的な貫通部措置工法のひとつ、床片側工法の施工手順と注意点は次のようになります。
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認定内容に合致した材料であることを確認する。
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施工部分のケーブルについている水・油・ホコリ等の汚れをウエスでよく拭き取る。
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開口部のタテ・ヨコ・床厚寸法を測定する。(大臣認定書に示されている寸法を守る)
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ケーブルラックのヨコ・タテ寸法を測定する。(大臣認定書に示されている寸法を守る)
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計測値に従ってケイ酸カルシウム板に切断位置とアンカーボルトの穴開け位置をマーキングする。
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ケイ酸カルシウム板の穴開け、切断を行う。
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耐熱シール材を貼る。
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所定の位置にあてがう。
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ドリルで穴を開ける。
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アンカーボルトで取り付ける。
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耐熱シール材をケイ酸カルシウム板とケーブルラックとの隙間に充填し、さらにケーブルの隙間にも充填する。
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ケーブルの周囲に所定の寸法通り円錐状に充填する。
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両サイドの耐熱シール材充填部を成形する。
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寸法を確認する。
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完成